シルバーアクセサリーの製作方法
ワックス製作〜原型製作〜鋳造仕上げ
シルバーアクセサリーの製作方法は
・銀をそのまま、切ってつないで、曲げて伸ばす、彫金方法
・ワックスで原型をつくるロストワックス製法
この2つが主に使われる方法です。
近年はCADと3Dプリンターによる製作方法が主流ですが、
これもコンピューターでワックスを作っているので、
ロストワックス製法になります。
知らない人が、彫金、指輪を作ると聞くと、
難しいと思うかもしれませんが、
ロストワックス製法は、
銀を直接加工するわけではありません。
ワックスという、少し固めのロウソクの様な物を削るだけなので、
実は彫刻刀とワックスがあれば気軽に初められます。
シルバーアクセサリーの原型製作
彫金を始める為の工具
ワックスによる原型製作をもっと知りたい方へお勧め書籍と工具
- ワックスモデリングの基本―ワックスによるジュエリー制作技法
- 彫金工具セット
- SDWAX SDWS-004 SDWAXスターターキット
ワックス原型を銀にする方法
石膏型とワックスを使い、銀を鋳造しますが、
調べて道具さえあれば自分でもできますが、
湿度や温度、時間の調整が難しく、1回失敗すれば、
ワックスがダメになってしまうので、
鋳造はプロに任せたほうが、仕上がりも良いので
鋳造と型取りはプロにした方がよいです。
原型をつくれば、宅急便で送ると、完成品になり戻ってきます。
以下の様な会社様があります。
貴金属加工・製造の三雄工芸
〒954-0111 新潟県見附市今町5-2-33
TEL 0258-66-8281 FAX 0258-66-6761
メールアドレスinfo@craft-sanyuu.co.jp
合同会社 Creo
〒465-0005 愛知県名古屋市名東区香流2-817
TEL : 052-760-5505 FAX : 052-760-5506
シルバーアクセサリー原型完成
シルバーの鋳造から仕上げ
湯口の処理
鋳造から上がってきた原型には、銀を流し込んだ湯口があります。
製品にする為には、コレを取り除き綺麗にします。
ヤスリで削る
目の荒い、大ヤスリで塊を削ります。
紙やすりで面を綺麗にする
モーターツールのビットに紙やすりを巻きつけ磨きます。
湯口がなくなりました
紙やすりは400番、600番、800番を使い綺麗に仕上げていきます。
横の湯口も削る
今回は湯口が横にも残っているので、
横も綺麗に削ります
湯口の処理が完了
綺麗に湯口の後をとり、綺麗になりました。
リングの面の調整をします。
平らな部分のデザインもヤスリで綺麗にします
ヤスリで面を平らにする
丁寧にヤスリがけをして、まっ平らにします。
完成
全体を磨き上げ、完成です
彫金道具
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